- 鯔鰡ボラ
ボラっちゃーあのボラっす。
シーバスに行けば必ずといっていいほど見る彼ら(奴ら?)
狙ったこと、ありやすか?
引っ掛けるんじゃなくて
喰わして掛ける
ですよ!!!
これがなかなか俺には難しいと思っていました。
外房で外洋からはいってきたきれいな群れをボトムで狙う時は
ハリスを2lbや1lbにしてマグロの赤身(エサにしてしまっていいのかって
きれいなところのボラは
まじうまいっす。きれいなところなら............。)でよく釣れるのですが、
今回は近所の川で表層にうじゃうじゃいるやつらの口を使わせる
ために特殊な仕掛けを用意。
サヨリサビキ改ふうな味付けの仕掛け(サビキの重りの部分にウキ&
ケミホタル)でエサはけちって鳥ささみでチャレンジしてみました。
すべては自分で考えたオリジナル。
自分で考えて、狙ったとおりに食わす。
これこそが釣りの一番の醍醐味です。
スキンサビキでスタートもフラッシャーが威嚇しているようでヒットなし。
サビキを鱧皮にチェンジしてリスタート。
エサは生ササミ肉、ガルプホワイトのかけら、空サビキ(鱧皮のみ)、
ガルプのサンドワームの4本バリでポイントを読んで(ボラ玉を狙うだけ)
できるだけ表層をナチュラルにドリフトさせます。
せっかく姿勢を低くして静かに釣っているのに隣のキンちゃんは、
はなからルアーですれがけ狙い。
「ボラなんてやらない、車で待ってる。」
って言ってたやつはどこのどいつだ、荒らしてんじゃねーよと思いつつも
本人曰く
「いっぱい、いるじゃないすか!!!!!」
こんど彼には管理釣り場でトラウト相手に石をたくさん投げて魚の
食い気を落としてから引っ掛け釣りで釣ってもらいましょう。
ポイントを少しはなれて流すこと1時間、ついにウキが上流にさかのぼる!
「フィレオフィーシュッ♪♪♪」
そんなに引かずにあがってきた彼はまさにボラ。本命。
上顎にがっちりフッキング。
食ってきたのはボラの好みに合わせてただのゴミっぽくカットした鱧皮空バリ。
コマセを撒いてもまったく反応しないクールなやつらの口を使わせました。
ちなみにキンちゃんは何匹釣っても魚は尻尾から上がってきてました(爆)。